家庭の看護 7
慢性疾患のある多くの人は、食事の制限を続けなければなりません。
人間として生きてゆくうえでの楽しみや生きがいさえうばわれることにつながります。
病気とともにその制限のなかで、いかに心豊かに日々を過ごすかということは、病気をもつ人の病気の受けとめかたとさまざまな制限を生活のなかで守るという努力がもちろん大切です。
食事療法などへの具体的な援助、そして病気とともに生きるつらさを受けとめて支えることなどが大きく影響しています。
入院している患者さんたちを看護していて感じることは、家族の人々の具体的な支えが病気とともに生きてゆこうという前向きな生きかたや回復意欲に大きく影響していることです。
コントロールの基本具体的に慢性疾患をコントロールしてゆくうえで、基本的なことについて考えてみます。
病氣の特徴を知ること病気の管理者は医師や看護師ではなく、患者とその家族です。
診断された病気については、できるだけくわしく理解することが基本となります。
1.どのような病気なのか、2.もしも適切な治療をしなければどのような問題が二次的に起こり得るのか、など自分の問題として熟知することが大切です。
治療の目的と方法を知ること治療に対し主体的に取り組むためには、なぜこの薬を飲み続ける必要があるのか、なぜ塩分を制限したり、糖質を制限するのかというような理由と目的を理解することが必要です。