不眠はストレス
攻撃性と恐怖心とは、別の2つの動機で、逃避したいという状況にあると現れます。
こう考えると、断眠のさい、いらいらが増大する一方で、ばかげた恐怖も他方でつのっていくようすがよく理解できます。
逃避という動機づけから総動員されてくるわけです。
たとえば、研究者が報告している幻覚の多くは、美人の姿よりは恐ろしい化け物のかたちをとっています。
断眠ストレスのさい、精神病的行動にまれにみられることですが、恐怖心と攻撃性とが、しばしば偏執病的に混在することがあります。
ディスク・ジョッキーのピーター・ウェストは、自己宣伝のために200時間起きつづけましたが、不眠期が終わりに近づくとこの症状をあらわし、ひそかに他人が睡眠薬を飲ませて自分の努力をふいにさせようとしていると信じ込んでしまいました。
ベッドでの睡眠は、状況によりさまざまな逃避の動機と結びつくことがあります。